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2009/09/11

キャンパる:厚労省でインターン 人生初の緊張・責任・やりがい(毎日新聞090911)

この夏、大学2年生ながらインターンシップ(就労体験)をしてきた。期間は1週間。インターン先は厚生労働省の大臣官房統計情報部賃金福祉統計課。つまり世間でいうところの「お役所仕事」だ・・・。【明治大・五十嵐裕太】</p> <p> 昨今の経済事情で安定した公務員を志望する学生が多いご時世。インターンの応募は例年よりも多かったらしいが、運良く願いが通じ受け入れてもらえることになった。</p> <p> 実習初日の朝、威圧感を肌で感じる霞が関の町並み。無機質なビル群の中にある日比谷公園の緑。普段と違った「異様な光景」の中で、着慣れないスーツに身を包み歩く自分がいることに驚きを隠せなかった。</p> <p> 初日は極度の緊張ですごく疲れた。就労条件総合調査の調査票を作成したり、会議資料の作成の手伝いをさせてもらった。一日中慣れないデスクワークが続いた。こんなにパソコンに向かったのは人生で初めてだったかもしれない。しかし与えられた課題に、これだけまじめに取り組んだのも人生で初めてだった。</p> <p> 早く来てはいけないという決まりはなかったので、毎日始業の30分前には席に着き、庁舎内を探索した。資料だらけの机が多い部屋や整然とした部屋など部署によって部屋の雰囲気が違い、見て回るのが楽しかった。</p> <p> 日を重ねるごとに慣れていき、職場の方たちとの会話も徐々に増えた。聞くことすべてが貴重でメモにとりたい内容ばかり。聞いた内容を家に帰る電車の中で記憶をたどりながら書き起こすのが毎日の日課だった。</p> <p> 課の専門職員に教えてもらい、厚労省の正面玄関にある「誓いの碑」を見に行った。HIV感染など医薬品によって起きた事件を忘れず、二度と繰り返さないと誓った碑だった。それを見ているうちに国家公務員という職業の責任の重さを感ぜずにはいられなかった。</p> <p> 最終日。職場の方に国家公務員になって良かったことを聞いてみた。女性の職員の中では、一般企業と比較して出産や育児の制度がしっかりしている、生涯働けるといった点が多かった。しかし、中でも自分にとって一番印象に残っている言葉がある。「国民の方に『ありがとう』と感謝されたこと」。これは50代の男性職員が話してくれたことで、自分の心に深く刻まれている。</p> <p> 「国の中心で働きたい」。今まで抱いていた漠然とした理想を、現実のものに手繰り寄せることができた。そんな大学2年の夏だった。<br /> 毎日新聞 2009年9月11日 東京夕刊
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(東京都発行東京都職員採用情報第18号090807より転載許諾済)(人事院発行国家公務員試験採用情報ニュース第58号090728より転載許諾済)

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