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2008/03/18

警察官人材確保に躍起,地方の警察本部

団塊世代の大量退職に加えて民間企業が採用枠を拡大し、公務員人気が低下しているなか、警視庁や大阪府警のような“全国区”の警察の陰で、地方の警察本部が人材確保に躍起になっている・・・。和歌山県警では映像で若者にアピールしようと初めてDVDを制作。滋賀県警や奈良県警などでは、Uターンの学生をねらって県外の大学に出向いて就職説明会を開いたり、警察学校の体験入学を開催したりと、危機感を強めている。和歌山県警は、「今こそ君の正義感を!!」と題したDVDを制作した。警察学校に入校したての新人警察官約100人に対して実施したアンケートで「不安に感じたこと」をもとに構成した。警察学校生活や現場配属後の職務内容を動画で紹介している。県警警務部の江南拓哉次席は、「志願者にとって一番の不安は警察学校の生活。そんな不安を解消するためにもDVDを作った」と話している。同県警では今月末で約100人の警察官らが退職する見込みで、今後6年間で約600人が現場を去る。4月1日時点では約2200人のうち、39歳以下が47・6%。平成24年には6割に達する計算だ。しかし、平成12年に約2000人いた志願者は昨年は約700人。倍率も17倍から3倍程度になった。このため、県警は昨年からリクルーター制度を導入し、約30人の若手警察官を母校に派遣し、立命館大や関西大、甲南大など京阪神の21大学でPRしている。同様に大学に目をつけたのが滋賀県警。主にUターンの学生をねらい、名城大(名古屋市)や奈良大(奈良市)など他県にある大学で積極的に就職説明会を開催するとともに、リクルーター制も使って2本立てで人材確保を目指す。香川県警でも近畿や中国地方の大学などに若手警察官を派遣してPRしている。<br />  また奈良県警は、県内に大学や企業が少ないことから、2年前から17歳から29歳までの生徒や学生らを対象に、警察学校への1日体験入校を開催。民事訴訟法や交通法規など、実務に必要な知識の模擬授業が行われたり、施設見学を実施したりしている。さらに柔道や剣道の経験者を優遇する制度を設けており、同県警は「倍率は5~8倍で推移し、それほど下がっているわけではないが、優秀な人材は確保したい」と話している。
(続きを読む)(産経新聞080317)

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